一級小型船舶と特殊小型船舶(水上オートバイ)を取った記録(医学生の免許日記)

医学部に通いながら、いろいろな免許を取っている学生です。この記事では、陸の免許とは少し毛色の違う一級小型船舶操縦士と特殊小型船舶操縦士(水上オートバイ)を取ったときの記録をまとめます。

「ボート免許って一級と二級のどっちを取ればいいの?」「水上バイクの免許も一緒に取るべき?」と迷っている人に向けて、一般的な制度の話と、私の実際の記録を分けて書きます。

私の記録

項目一級小型船舶特殊小型船舶
取得日2026-05-262026-05-26(一級と同時)
費用約155,000円(2つ合わせて)(左に含む)
免許証一級と特殊で共通の1枚同左

講習の選び方:国家試験免除コースと受験コース

ボート免許の取り方は、大きく分けて次の2つです。

国家試験免除コース受験コース(国家試験を受ける)
どこで学ぶか国に登録された「登録小型船舶教習所」独学、またはスクールの講習を受けてから受験
試験教習所の学科・実技の修了試験に合格すると、国家試験の学科・実技が免除される(身体検査は必要)学科・実技の国家試験を受ける
向いている人(一例)教習所の日程に沿って進めたい人自分で勉強を進めたい人
費用教習所・コース・申込方法により異なるスクール・講習の有無・申込方法により異なる

日数の目安は、二級や特殊だけなら数日、一級はそれより学科が多いぶん日数が増える、というのが一般的です。ただし、日数も費用もスクール・地域・時期・同時申し込みの有無で大きく異なるので、必ず各スクールの案内で確かめてください。

どちらのコースでも、学科・実技のほかに身体検査(視力・聴力など)があります。費用の高い・安いや、どちらが自分に合うかは、学校や申込方法で変わるので、候補の募集要項を比べて決めてください。

学科・実技の内容

学科

一級の学科は、二級と同じ範囲(一般科目)に加えて、上級科目(海図を使った航海計画、気象・海象、機関の知識など)があります。海図の上で距離や方位を求める問題は、陸の免許にはない内容です。

私の勉強のしかた

私が通ったのは料金の安い教習所で、授業は10時間ほどの詰め込み型でした。短い時間に内容がぎっしり詰まっていて、正直しんどかったです。それでも、その授業を受けて、配られた問題集を解くことで合格できました。

実技(一級・二級の小型船舶)

実技では、船の点検、発進・停止、変針(向きを変える)、人命救助(落水者の救助)、離岸・着岸などを練習するのが一般的です。

一級と二級の違い、特殊を同時に取る利点

一級と二級の違い

一級二級
免許としての航行区域制限なし平水区域と、海岸から5海里(約9km)以内
学科一般科目+上級科目一般科目
年齢18歳から操縦できる16歳から操縦できる(18歳未満は5トン未満に限定)

なお、水上オートバイ用の特殊小型船舶は16歳以上で取得できます。

一級は「免許として」の航行区域の制限はありませんが、実際にどこまで行けるかは、船ごとの航行区域(船舶検査証書に記載)にも左右されます。また、外洋の一定の水域より遠くへ行く場合は、船長とは別に六級海技士(機関)以上の資格を持つ人の乗り組みが必要です。

近くの湖や湾内で遊ぶだけなら二級で足りる場面も多いです。一方で、沖の釣り場まで出たい、将来は大きめのボートで長い距離を走りたい、という人は一級が候補になります(その場合も、船の航行区域と乗組みの条件を確かめてください)。二級を取ったあとで一級に「進級」する講習もあります。

特殊(水上オートバイ)を同時に取る利点

大事なのは、一級・二級を持っていても水上オートバイは操縦できないことです。水上オートバイに乗るには、特殊小型船舶の免許が別に必要です。

同時に取ると、次のような利点が考えられます(学校や申込方法によって変わります)。

同時申し込みの扱い・料金・日程はスクールごとに違うので、申し込む前に募集要項で確かめてください。

取って何ができるようになったか

一級があると、小型船舶(原則として総トン数20トン未満の船)を、免許の上では航行区域の制限なく操縦できます。例外として、総トン数20トン以上でも、一人で操縦できる構造で長さ24メートル未満のスポーツ・レクリエーション専用の船(プレジャーボートなど)は小型船舶に含まれ、小型船舶操縦免許で操縦できます。ただし実際に行ける範囲は、その船の船舶検査証書に書かれた航行区域や、外洋での乗組みの条件で決まります。特殊があると水上オートバイを操縦できますが、こちらも船舶検査証書に記載された範囲内での航行です。

また、免許には有効期間(5年)があり、更新講習を受けて更新する必要があります。有効期間内に更新しないと免許証は失効するので、更新の時期を忘れないようにしておくと安心です。

まとめ

ほかの免許の記録は、記事01(免許の全記録まとめ)にまとめています。


出典

※航行区域・年齢・有効期間などの制度は変わることがあります。最新の内容は上の公式の案内で確かめてください。

運営者

医学生。授業と並行して免許を取っています。